株式会社アスカソーラー資料請求

大仏の日

 

こんにちは(*^-^*)

4月9日は、「大仏の日」なんです(*^^)v
「奈良の大仏」が完成した日になります☆

daibutsu-9

奈良の大仏は、聖武天皇のみことによって建立されました。

天平時代は正倉院宝物に代表される華やかな時代でしたが、政治的な争いや、
かんばつ・ききん、凶作、地震、天然痘の大流行など、とても苦しい時代でもありました。

そこで、聖武天皇は仏教の根本経典といわれる「華厳経(けごんきょう)」を
政治の中心にすえて、人々の心が思いやりの精神でつながることができるよう
さまざまな政策を実行していきます。

華厳経には、お釈迦さまの身長を10倍することによって、無限大の宇宙を表現することが
説かれています。

奈良の大仏さまのポーズについて(*^^)v

奈良の大仏さまは右手を挙げて左手を下げてポーズをとっています。
この手つきのことを「印相」、略して「印」と呼ばれています(^^♪
これのうち最も基本となるのは「釈迦の五印」と言われており、
仏教の教祖でもあり「お釈迦様」の姿からできたものです。

<五つの印の種類>

●仏教の教えを話している姿を表す「説法印」
●瞑想して心を集中させていることを表す「定印」
●悪魔を退散させることを表す「降魔印」
●願いを聞き、その通りにするという約束を表す「与願印」
●恐れを取り除く約束を表す「施無畏印」

仏様の言葉として考えらそれぞれの意味があり、奈良の大仏様の右手を挙げて
こぶしを前に向けた印相は「恐れなくても良い」という意味であり
左手を下げて掌を前に向けた印相は「人々の様々な願いをかなえる」という意味です!(^^)!

奈良県・東大寺の大仏殿にとんでもない過去が!?大仏さんの「柱の穴・鼻の穴と屋根・瓦」-の「由来・意味・歴史」

つぎに意外と知らない、大仏様の作り方をご紹介します(≧◇≦)

木組み

①原型をつくる。
木材で骨組みし、木、縄、粘土などで輪郭を作ります。

②鋳型(いがた)をつくる。
原型の外周に、粘土で鋳型をつくる型持(かたじ)をはめ込んで、
一定のすきまをつくります。

③鋳造する。
鋳型との隙間に、銅を流し込む。

④8回に分けてつくる。
②と③の作業を下から上に8回分けて、周囲の盛り土を高くしながら行う。
小山と外側を崩すと大仏さま出現!

⑤台座の鋳造。
台座は大仏さまを鋳造した後からつくれれた。

⑥完成。
台座の蓮弁(れんべん)1枚1枚に彫刻をして、大仏さまの全身に金を塗って完成です(‘◇’)ゞ

聖武天皇の発願により天平17年(745年)から制作が開始されてから開眼供養会までに7年
その後仕上げ作業に3~5年もの期間を要したとされています。
約9年の歳月を費やして完成させたそうです(‘◇’)ゞ

延べ260万人が工事に関わり、建築費は大仏殿と合わせて、現在の価格にすると
約4700億円近くにもなるそうですΣ(・ω・ノ)ノ!

高さが約15メートルもあるとても大きな仏さまなので、
「大仏さま」と呼ばれるようになりましたが、
正式な名前は「盧舎那仏(るしゃなぶつ)」といいます( ◠‿◠ )

大仏さまは戦に巻き込まれて、何度も燃えてしまったため、
何度も修理されて今の姿となっています!
そのため、奈良時代から伝わっている部分は、
台座、ひざ頭の一部です(@ ̄□ ̄@;)!!

ちなみに、大仏さまの身体を清掃する行事のことを「お身拭い」と呼ばれており、
年に1度、8月7日の午前に行われています(^O^)/

E1D176E680F34C7EBF2A7503CBAB9CF9_L

120人ほどの僧侶や関係者が早朝より身体を清めて、
白装束に藳草履姿で作法が行われ、その後全員でお経を
唱えて「お身拭い」が始まるそうです。
なんと、バケツ200程度の砂ぼこりがあったみたいです(゚д゚)!

 

 


2020年4月9日最新情報