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2016年の太陽光発電の売電価格はいくら?

 

こんにちは(^^)

 

今日は、2016年の太陽光発電の売電価格の話し合いが始まりましたので、ご紹介します(^-^)

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太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギーの売電価格は「調査価格等算定委員会」という経済産業省の有識会議で決められます(^。^)

2016年度の売電価格を算出してみたいと思います。

今日は、住宅用太陽光発電の売電価格についてお話します!

まず、どのような算定方式で売電価格を決めるのかということです。
現在は、「実勢価格」+「適正利益」で翌年度の売電価格を決めることになっています。

☆実勢価格・・・・市場で出回っているシステム価格やメンテナンス費用を調べて決定します

☆適正利益・・・・住宅用太陽光発電の場合は、IRR(内部収益率、要は「利回り」)が3.2%と設定されています。

今回の議論で出てきた、実勢価格を整理してみたいと思います(^O^)/

1.太陽光発電システムの設置費用

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システム費用は前年の10月~12月期の平均価格を見ます。
2015年10月~12月期の新築設備費用はキロワットあたり35万3千円でした。

2.太陽光発電システムの運転維持費

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調達価格等算定委員会では、稼働期間20年間で、5回の定期点検と、1回のパワコン交換が発生することを想定しています。
定期点検費用は1回あたり2万円、パワコン交換は20万円と仮定し、平成27年の平均システム容量4.7kWで割ると、毎年1キロワットあたり3,200円の運転維持費になると考えることになりそうです。

3.太陽光発電システムの設備利用率

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4.余剰売電比率

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5.買取期間終了後のメリット

住宅用太陽光発電の場合、売電できる期間は10年間と決まっています。これまで、11年目以降については、余剰分の電気は、一般家庭用電力料金単価分(24円/kWh)のメリットが出るものと想定されていました。
今回出された議論では、11年目以降の売電価格は卸売電市場価格を目安にして11円/kWhくらいで考えるのはどうかという話が出てきました。

 

今回の計算によると、平成28年度の売電価格は平成27年度と比べて2~4円/kWh下がることになりそうです。

また詳しい情報が入りましたら、HPにてお知らせさせていただきます(^^♪

 

 


2016年2月1日最新情報